ランドレイダーとその派生車輌 その1―歴史的変遷―

概要

 Warhammer40K世界で、Adeptus Astartes(あるいはスペースマリーン)の堅牢なる移動要塞として知られるLand Raider。
 ずいぶんと昔は、クルセイダー型も入るチャプターが限定されていたりして、ほぼ素のLand Raiderだけ知っていれば済んだのですが、最近は派生も含めて色々あって、自分の中でも混乱してきたので、ちょっと備忘も兼ねてまとめてみることとしました。

歴史的変遷

LAND RAIDER PROTEUS

 最初期のランドレイダー。
 帝国の発展期に開発され、運用されていたもので、大征戦でも多用された。
 前面ハッチがないため、そのままつっこんで行くという運用は出来ない。ゲーム的にも突撃車輌ではない。
 ただし、センサー類が充実し、高度な人工知能機械精霊も備えるため、指揮車両として適している。

 メタな話をするならば、80年代終盤に最初にリリースされたランドレイダーのモデルを、フォージワールドがリファインし、設定も整えたという事情がある。
1988年のランドレイダーランドレイダー・プロテウス

SPARTAN ASSAULT TANK(LAND RAIDER SPARTAN)

 大征戦後期に開発された車輌。タクティカルドレッドノートアーマー(いわゆるターミネーター)を輸送するために作られ、大征戦及びホルスの大逆において広く用いられた。
 しかしながら、同時期にフォボスパターンも開発されており、こちらもターミネーターを運用できること、各フォージワールドに余力が無かったこと、大逆後はリージョンがチャプターへと再編されたことなどの理由により、より作りやすくコンパクトなフォボスパターンの生産に力が注がれ、スパルタンの生産は途切れた。
 そのため、40K時代においては、聖遺物扱いだが、技術局がスパルタンを生産する能力を保持しているのか、あるいはすでに失ってしまったのかについては明らかではない。

 これもまた古い古いモデル(初期ランドレイダーと初期ライノを組み合わせたものであったらしい)をフォージワールドがリファインしたもの。
 ゲーム的には25人(ターミネーター12人)を輸送できる上、四連装ラスキャノンを武装として持つ恐ろしい車輌。なぜスーパーヘヴィでないのか首を傾げる。
Mk1_Spartan_RTEraスパルタンアサルトタンク

LAND RAIDER PHOBOS

 40K時代に最も普及している、いわゆる『素』のランドレイダー。
 大型車輌であるため、発展余地が大きかったのか、いまでは多くの派生型が存在している。
 ただし、派生止まりで、パターンを大きく変更するような発展ではなく、現状ではこのフォボスパターンが基本ということになろう。
ランドレイダー

番外 Mark IIb

 フォボスパターン開発の初期に見られた過渡期の産物。
 基本車体はフォボスパターンながら、左右の砲塔が旧型プロテウスパターンと共通していたもの。
 ほとんどは使用されているうちに砲塔部分も新しい形式に置き換えられたようだが、ごくわずかなチャプターの武器庫にはいまだにこのパターンのランドレイダーが存在しているという。
MK2BLANDRAIDER1

 派生車輌についてはまた次回!