13th Age in Gloranthaのプロジェクトが発表されたことは先に書きましたが、そもそも『13th Age』とはなんなのか。
何回かにわけて、書いていきたいと思います。
まずは情報収集
13th Ageがどんなゲームなのかということを、ネットで検索してみると……。
D&D3版のデザイナーと4版のデザイナーの二人がつくったd20系のルールで、D&D3系と4系、それにストーリーテリングゲームの融合を目指したゲームの模様です。
レビューを見ていると、4版の魂の継承者だとか言っているものもあったりして、このあたり、D&D Nextとの比較なんかも色々あるのかもしれません。
いずれにしても正式な出版は2013年の夏(Pelgrane Pressが出版)だったようですから、比較的新しいシステムと言えましょう。
D&Dに慣れていた人には入りやすいシステムなのかもしれません。
ルールだけなら無料で入手可能
さて、13th Ageは、Open Game Licenseの下に発行されています。そのため、ルールの基本的な部分は無料で入手可能です。
- 13th Age SRD
- Pelgrane Press(Word、項目分割PDF)
- EN World(Web上)
- DriveThruRPG(一括PDF)
このシステムリファレンスドキュメント(SRD)というのは味も素っ気もない、本当にルールだけを書いたものなので、販売されているルールブックのようにレイアウトが綺麗だったり、世界に入り込みやすく設計されているわけでもありませんが、どんなものかはわかると思います。
製品版のCore Bookが320ページで、このSRDが240ページですから、ゲームに必要なことはSRDに充分載っていると思われます。
Word形式とかがあるのは色々と便利ですね。
出版展開
出版物としては、
- 13th Age Core Book(基本ルール)
- 13th Age Bestiary(モンスター本)
- 13 True Ways(新クラスなどのエクスパンション)
- Shadows of Eldolan(シナリオ本)
- The Book of Loot(アイテム本)
というのが現在のラインナップの模様。
ただし、シナリオ本とアイテム本については現状ではプレオーダーと思われます。 ((ただし、本を注文すればPDFが手に入るので、内容は完成済みのはず))
また、基本ルールブックとモンスター本以外は、実本を注文するとPDFもついてくるという状況で、PDF単体での販売はされていません。
日本に住む人間としては、PDF単体での販売も早めにしてほしいところですね。
私はSRDをちょっと見た後、やっぱり製品版も見てみたいなとDrivethruRPGでPDF版を買ってしまいました。
これからざっと読んでみようと思っております。